海水魚、時々バスケ

たまたま始めた海水魚飼育を主にした日記

小学生が登校拒否!親も学校に通ってみた!

 
 
 

「 息子を学校へ行けるようにしよう計画」の当面の目標は”朝の会”だけ出て帰る!

これだけです。

 

朝が苦手な僕にしたら小学校に登校する時間に合わせて起きるのはなかなかハードです。

だけど頑張るしかない。。。

 

学校まで子供と歩いていく日々が始まりました。

息子にとっても”朝の会だけ参加"という気楽なルールが良かったようで、登校前や登校中に泣き叫んで拒否すると言う事はすぐに無くなりました。

これはありがたかった。

これでつまづいたら、多分こっちの心が折れたと思います。

 

最初の先生と話をしたチビの件の日から2週間ほど”朝の会”だけ出て帰宅。
家でプリントなどで勉強を続けました。

朝、学校までは普通に行けるようになった。
素晴らしい進歩です。

ただ、忘れてはいけないのが登校拒否し始めた本当の理由探しです。

これがまだわからない。

 

そろそろ次の段階と言う事で担任の先生と生活指導の先生に話をし、ある提案をしました。

『学校に行くと言う第一段階はクリアです。
次は学校にいる時間をもう少し伸ばしたい。
まずは1時間目だけ授業を受けて帰るという事にしたい。
だから廊下か教室内で待っているのを許可してほしい。』

 

すんなり許可いただき、なんと机まで用意してくれました。
残念ながら、教室内にいることになってしまいましたが。。

 

翌日から小学校1年の部屋で、40越えのおっさんがちびっ子達と同じ空間で勉強する事になりました。

用意してくれた机や椅子は、低学年用の小さなやつでした。もうコントです。

 

椅子が小さすぎて腰が痛いとか、エアコン真下でめちゃくちゃ寒いとかありましたが、こんな体験できる人ってあまりいないと思います。
これはこれで貴重な体験なので、しっかりと息子や教室の雰囲気など観察していこうと思います。

 

そして、数日一緒に教室で過ごしてわかったこと。

それは授業のスピードが早すぎだと思いました。

息子が理解不足というのももちろんありますが、観察していると質問する子/周りに聞いてる子/わからなくて手が止まっている子がかなりいました。半分程度の子は自力で生成の言った内容を理解しきれずに困っていました。
そりゃそうでしょう。ちょっと前まで幼稚園児のちびっ子ですからね。

コロナで学校が止まっていた期間があるので取り戻そうと急いでいるような気もします。

まぁ親心として、早すぎるだろ!と言いたいところですが、ここは我慢して、やはり息子の理解力やコミュニケーション能力など加味したら一般学級は難しいかな?と感じたのでした。

 

小学校入学前に、一般学級か特別学級かの選択肢があったのですが、まずは様子見で一般学級を選んだのが息子の負担になった気がします。可哀想なことをしてしまったかもしれません。

ただ、授業についていけてないかどうかに関しては、先生にももう少し状況を見てそれを教えて親に教えてよ!という怒りも湧いてきました。

ただ、半分くらいの子がかなり困ってるのも気づかないんだから、担任は生徒の細かい様子まで見てないんでしょう。

 

いろいろ不満はありますが、1つは確定しました。

現状で息子は一般学級はかなり厳しいと言う事です。
2年生になる時に重要な判断材料です。これを目の前で見れたのはよかった。

 

さて、このあと更に2週間ほど学校に通い、1時間目を受けてましたが、息子も自信が出てきたのか2時間目や3時間目、その先まで残れるようになりました。

親がいないとダメですが、逆に親さえいれば友達と下校までできるようになった。素晴らしい。

 

しかし更にこの先に進みたい。

せめて、教室じゃなく廊下で待っていたいなーと思ったのですが、息子がそこだけ譲りません。

 

学校に40超えのおっさんが来るというのは珍しかったのか、最初のほうはちびっ子がめちゃくちゃ話かけてきました。
だけどそんな日が1ヶ月近く続くとみんな慣れてきます。

もちろん慣れてきたのは子供だけじゃなく大人もです。

この慣れが出てきたところから、学校で起きてる本当の「日常」が見えてきました。

 

そして、この「日常」を見てわかりました。

息子が学校にいけなくなった理由。

親がいたら学校に行ける理由が。

 

続く