イエローヘッドジョーは面倒くさがり?
さて、イエローヘッドジョー水槽は平和です。
サトイモとサツマイモは同居と別居を繰り返してますが、特に殺し合いがあるわけでなく、巣も土台を再投入してからはライブロックが崩れるわけでもない。
暇でございます。
ただ、暇で観察している時間が増えたので、最近イエローヘッドジョーについてもなんとなくわかってきました。
彼らは巣穴を作りますが、気に入らないとどんどん移動したり、巣穴を改造します。
そこら中の砂を掘り返したりし始めるので、土台が見えたり、一部分だけ山のように砂が盛り上がったりと水槽内がグチャグチャになるわけです。
じゃ彼らの気に入る条件って何よ?となりますが、おそらくこれ!
【体を立てにしてホバリングしたいので、巣穴の出入口の角度を気にしている】
習性で彼らは細かい砂は巣穴から少し離れたとこに吐き出し、巣穴付近には大きめのサンゴ砂を配置していき巣を完成させます。
ただ水槽の底砂の厚さって普通はそんなにない。
厚くひく人でも10センチはなかなかいかないとおもいます。
なのでどうしても体を立てにして出入りしたくなり我慢できなくなる。
面倒くさいんでしょう!
なんとなくこの動きが読めたので、夜寝る前に大きめサンゴ砂を少量追加してみました。
思惑は、サンゴ砂を与えたら入口付近に積み重ねて出入りの角度を調整するんじゃないか?と考えたから。
追加してみたところ、翌朝にはほとんど運ばれていて入口あたりに積み重ねてありました。
なのでまた砂を追加。
翌朝、さらにパワーアップ。
写真だとわかりにくいですが、大きめサンゴ砂の層が5段から7段くらいあります。
結果、サツマイモはホバリングして出入りしやすい角度の巣を自分で気に入る巣穴を作り出しました。
ちなみに、サトイモは巣作りはかなり下手くそなのでうまく作れない!
だけど、左側ライブロックのスターポリプとヘアリーディスクの間にちょうどよい穴がありまして、石が積まれてますが、そこがまさにホバリングして出入りしやすい角度に近い。
サトイモはやはりこの出入口が気にいってて、ここから顔を出して餌を探しております。
さあ、今日も飯をリラックスして食べなさい!