馬場と比江島の差は?
馬場がNBAのダラスマーベリックスからオファーがあり、NBAに挑戦するようですね。
サマーリーグ、バスケW杯と彼は結果を残し続けてきたので注目もされていました。
応援しております。頑張れ。
さて、日本のエースと言えば比江島ですが、オーストラリアのチームと契約したまでは順風満帆でしたが、そのあとびっくりするくらいの勢いで評価が転げ落ちています。
馬場との差ってどのあたりなんでしょうか?
単純なバスケットの技術レベルでは比江島のほうが上でしょう。シュートやドリブルも含めて馬場より比江島のほうが上です。
身体能力はどうなのか?確かに馬場のほうが少し大きくて、身体能力は高いですが、
比江島もダンクできるくらい飛べるわけだし、スキルも含めたら馬場よりはバスケット選手として完成されています。
じゃぁ、馬場と比江島の差ってどこなの?というと、圧倒的にメンタルでしょう。
少し前にどこかの記事で馬場が、アルバルクの田中に対して、すごく遠回しに消極的だと批判していました。
日本人でなかなか先輩に対してこれを言えるってのは度胸があります。
それに対して、比江島ですが、最近の記事
宇都宮ブレックスは『テリフィック12』早期敗退、迷える比江島慎「見失ってます」 - Basket Count/バスケット・カウント
比江島っていつもこうなんですよ。
謙虚すぎるんです。
あまりに自己主張をしなさすぎ。
自分がエースだとか言っておきながら、周りに気を遣う。
外してもいいから打ちまくるくらいの自覚と自信、そしてエゴを持って欲しい。
逆に馬場はW杯のアメリカ戦とか見ていると、最後あたりは相手とか味方とか関係なしに、自分の世界でやってましたよね。あのメンタルがないと海外だと厳しい。
比江島は「光栄に感じています」
馬場は「自分がどこまで通用するかワクワクする」
やっぱり、捉え方が違いますよね。
田中大貴も比江島タイプ。だから海外との戦いで結果が出しにくい。
比江島が自分を吹っ切るためにも、そして自信を取り戻すためにも必要なこと。
それは単純で、Bリーグで得点王(全体ね)を目指すこと。
それくらい強烈なエゴをむき出しにして最低でも平均20点をとるようにしてほしい。
宇都宮ブレックスの戦術的にそれが無理なら弱小チームに移籍して、それを成し遂げる。まずはそういう個人のワガママを出すのを目指すべきじゃないかな。